大型家具の階段移動!基準と注意点を徹底解説!
2024/12/29
こんにちは!東京・埼玉・神奈川・千葉(一部地域を除く)を中心に大型家具・家電のクレーン搬入を行っております株式会社EHSです。引っ越しや大掃除などで家具を階段で運ぶのは、誰もが経験したことがある大変な作業ではないでしょうか。階段の幅や高さ、傾斜角度など想像以上に考慮すべきポイントがあります。特に大型家具に対して階段のサイズが適していないと、搬入できないだけでなく家具や経路を傷つけるリスクも高まります。この記事では、階段のサイズ基準や確認方法、運搬時の注意点について詳しく紹介します。この記事をよむことで、階段移動の効率化と安全性を向上させるポイントが理解できるはずです!
目次
階段のサイズ基準
階段の標準基準
現代の建築基準法では、階段の幅は最低75㎝以上、高さ23cm以下とされています。階段は幅に余裕があれば通常の搬入ができる場合が多いです。しかし、古い建物は急勾配で家具の運搬が難しくなることがあります。また、踊り場が狭い場合、大型家具を回転させるスペースが不足し、移動ができないケースもあります。
階段サイズの確認方法
階段のサイズを確認する際は、幅、高さ、奥行きを正確に測定することが重要です。階段の幅を測定する際は、手すりや壁の内側の距離を測ることがポイントです。また、天井までの高さも測定し、家具を立てた状態で運べるかどうかも確認します。踊り場がある場合、その奥行きと幅も重要になります。さらに、窓枠、照明器具、装飾などが運搬を妨げないかを確認しましょう。これらすべてをクリアできるかどうかで運搬可能かどうかを判断できます。
階段運搬での注意点
安全に運ぶための準備
階段で大型家具を運ぶ際は、事前の準備が重要です。運搬する家具や階段周辺の保護が必要です。家具が壁や手すりに接触して傷が付かないように、養生シートやクッション材を設置しましょう。また、家具自体にも保護が必要ですが、厚手の毛布など重量がかさむものは注意が必要です。大型家具に対する人員の確保や道具の選定も安全に運ぶために重要な要素になります。運搬ルートを事前に確認し、スムーズな計画を立てることがトラブル回避のポイントになります。
階段の形状に応じた運搬方法
らせん階段や急勾配の階段は通常の階段より注意が必要です。らせん階段は階段全体が円形や螺旋状になっており、直線部分がほとんどないため通常よりも回転が多くなり難易度が高まります。急こう配の階段では、階段の角度が急なため家具を持ち上げる際の負荷が増えて危険性が高まります。さらに踏み板が狭い場合、足場が不安定になりがちです。このような場合は家具を分解して小さくするか、人員を増やすかなど安全性を確保する工夫が必要です。
余裕スペース
階段を経由して運搬する場合は、余裕スペースを確保することが重要です。余裕スペースとは、家具が通過する際に周囲の壁や手すりと接触しないための空間のことです。このスペースが不足していると損傷するリスクが高まります。一般的に家具の幅より10㎝以上の余裕が必要になります。そのため、業者に依頼する際はこの余裕スペースもクリアしないと対応受付が難しいケースがあります。ギリギリ入れそうなサイズでは安全確保が難しいため断られる場合も少なくありません。階段の運搬では十分な余裕スペースを確保することが重要です。
まとめ
大型家具を階段で移動する際は、階段のサイズや形状を理解し正確なサイズ確認を行うことが重要です。障害物の内側距離や余裕スペースなど紹介した注意点を考慮しながら計測を進めてみてください。階段での搬入が難しい場合は建物の外側から運搬するクレーン搬入の選択肢もあるため、無理のない運搬方法を選択しましょう!
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