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クレーン搬入と電線の安全距離!プロが行う安全対策!

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クレーン搬入と電線の安全距離!
プロが行う安全対策!

クレーン搬入と電線の安全距離!プロが行う安全対策!

2025/01/04

こんにちは!東京・埼玉・神奈川・千葉(一部地域を除く)を中心に大型家具・家電のクレーン搬入を行っております株式会社EHSです。クレーンを使用した運搬作業では、電線との距離に気をつけなければなりません。多くの現場で電線が障害物となるケースがあり、適切な対策を怠ると大規模な事故につながる可能性があります。労働安全衛生法では電線との安全距離が厳密に定められており、これを守る必要があります。この記事では、電線との安全距離に関する法律や具体的な方法、安全対策について解説します!

目次

    電線ごとの安全距離

    最低安全距離

    労働安全衛生法では、クレーン作業中に電線との一定距離を保つことが義務付けられています。

    ・低圧電線(100V・200Vの場合):安全距離:2m以上

    ・高圧電線(6.600Vの場合):安全距離:2m以上

    住宅にある電線は通常「低圧電線」に該当することが多いです。一般的に100Vまたは200Vの電圧で供給されています。

    これらの距離はクレーンのアームや吊り荷が電線に接近しすぎて接触や感電を防ぐために設定されています。安全距離を守らないと感電事故や電線の火災などの重大なリスクが発生します。作業現場だけでなく、周辺の電力供給にも影響を及ぼす可能性があります。

    電線との距離を確保する理由

    作業員の安全確保

    クレーン作業は危険が伴るため、作業員の命を守ることが重要です。電線に接触すると、感電事故が発生し命に関わる危険性があります。特に電圧が高い場合、触れていなくても近づくだけで電流が流れる現象が発生することがあります。このような事故を防ぐためにあらかじめ安全な距離を保ることが必要になります。また、電線周辺での作業は吊り荷が揺れたり思わぬ方向に動く可能性もあります。そのため、余裕を持った距離で作業を行うことが重要です。さらに、作業エリアを明確に区切ったり、監視員を配置することでより安全性を高めることが出来ます。

    電力供給への影響回避

    電線と距離を確保する理由には、周辺の電力供給への影響を防ぐことがあります。電線が損傷すると住宅や施設への電力供給が停止し、日常生活やビジネスに支障をきたします。また、電線が切断されると修復までには多くの時間とコストがかかります。地域全体の電力復旧までの混乱や不便は深刻です。こうした問題を発生させないためにも電線と接触するリスクを回避することが重要です。

    電線トラブルを防ぐ方法

    絶縁カバーの使用

    絶縁カバーは電線に装着することで感電や接触による事故を防ぐためのものです。電線付近でのクレーン作業に有効で、電線の周囲を絶縁素材でカバーすることで安全性を高めます。このカバーは設置が簡単で現場の作業計画に組み込むことができます。万が一電線に触れた場合でも、絶縁カバーが電流を遮断し、感電事故を防ぎます。

    電力会社との連携

    電線付近での作業を行う際には状況により、電力会社と連携を取る必要があります。必要に応じて一時的な送電停止を依頼することで、感電や事故のリスクを減らすことが出来ます。送電の停止には一定の費用が発生することもありますが、安全性を確保するためには必要不可欠な措置になります。

    まとめ

    クレーン搬入における電線との安全距離は、作業員の命や地域への影響にも直結する重要なポイントです。労働安全衛生法に基づく距離を守りつつ作業を進めることで、事故を未然に防ぎ安全かつ効率的な作業を実現できます。この記事で紹介したトラブル回避方法を参考にして安全なクレーン作業を行いましょう。EHSでは経験豊富なスタッフが細心の注意を払って取り扱い致します、ぜひ私たちにお任せください!

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