大型家具の移動が難しい時の救世主!クレーン搬入の利用シーンとは?
2024/09/06
引っ越しやリフォームなど家具を移動させる際、大型家具の移動において「クレーン搬入」が必要になることがあります。特にマンションやアパートなどの高層階、狭い道路や電線など搬入が困難な場合には、クレーンを利用することで効率的かつ安全に家具を搬入できます。今回は、クレーン搬入が必要な家具の選定基準や、実際の実例を元に対応できる家具について詳しく解説します。
目次
クレーン搬入が必要な家具と選定基準
・家具の重量とサイズの基準
クレーン搬入が必要かどうかは、主に「重量」と「サイズ」で決まります。一般的には200kgを超える重さがあるもの、通路やエレベーターを通せないサイズのものが対象となっています。これらの家具は、クレーンを使って窓やベランダから搬入することが多いです。
・通路や階段が狭い場合
家具の重量やサイズだけでなく、搬入経路となる通路や階段の幅も重要な要素になります。ドアの幅より家具が大きい場合や狭い階段では、搬入の途中で家具や建物を傷つける可能性が高まります。
・重量物に対する建物
マンションやアパートでは、家具の重さが建物に影響を与えることもあります。重量制限が厳しく、家具の重量が原因で搬入できないことも少なくありません。
クレーン搬入に対応している家具の例
・大型ソファ:L字型・U字型
・一体型の大型カウチソファ
・ダイニングテーブル:天板が大きいもの
・大理石やガラス製の重量があるテーブル
・クローゼット(ワードロープ):分解できない木製やアンティークの収納家具
・大型本棚:高さが天井近くまであるもの、本棚やディスプレイ用の棚
・ベッドフレーム:キングサイズやクイーンサイズのもの、収納付きの大型ベッドフレーム
・大型デスクやオフィス家具:分解できない大きなデスク、金属製やガラス製のオフィス家具
・テレビボード:幅が広く、重量がある一体型のテレビボード
・カウンターテーブル:分解できない木製や石材を使用したカウンター家具
・大きな装飾家具:壁掛けのアートフレーム、彫刻やオブジェ
など
クレーン搬入の対応が難しい家具の例
・壊れやすいガラス製家具:クレーンの揺れや衝撃で破損するリスクが高い
・繊細なアンティーク家具:繊細な装飾や彫刻が施された家具は、傷つく可能性が高い
・水を含む家具やアクアリウム:大型水槽やアクアリウムなど、液体を含む家具は重量やバランスが不安定になる
・高価な家具:高価で一品物の家具は、リスクが高い
・温度や湿度に敏感な家具:木材や革製の家具など搬入時の天候の影響を受けやすい など
※実際の搬入が可能かどうかは搬入業者に確認することをおすすめします。
実際のクレーン搬入事例
実際のクレーン搬入事例
・大型L字型ソファの搬入事例(マンション5階) 大型L字型ソファが、エレベーターに入らなかったためクレーン搬入を利用。 搬入日の朝、クレーンで道路からソファを吊り上げ、窓ガラスを一部取り外してマンションの5階に搬入。
・大型ダイニングテーブルの搬入事例(高層マンション14階) 幅が広く重量もある大理石製のダイニングテーブルが、エレベーターにも階段にも通らないためクレーン搬入を利用。 14階のベランダから吊り上げ、リビングに搬入。
・キングサイズベッドの搬入事例(マンション10階) キングサイズの一体型のベッドフレームが、エレベーターや階段の幅に入らなかったため、クレーン搬入を利用。 10階のベランダを搬入経路として吊り上げ、寝室に搬入。
まとめ
クレーン搬入は、搬入が困難な大型家具の移動に有効な方法です。クレーン搬入が必要な家具は重量やサイズ、周辺環境によって判断されます。今回ご紹介した判断基準や家具の例を参考にして、安全で効率的な搬入計画を立ててみてください。
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